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~幻の永遠がそこにある~ 現のうろに潜む甘美な繋がり・・・おまえは妖しい化身となる
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ひとしきり絞めてから
その首に私の支配数である4の印字のある
細くて赤い首輪を装着してから
リードチェーンを掛ける。

昼は子どもたちが駆け回る
大きな滑り台のある
小高い草むらの処を四つん這いで徘徊させた。

一番高いところで
私が背中に腰掛けて
「見晴らしがいいわね」
と上から何度か体重を掛けて押す。
薫の苦しげに
嬉しそうな呻き声が漏れた。

またゆっくりと坂を下って
夜の湿った空気をしばし吸い込む。

辿り着くとそこから先はもう公道で
それは明らかに眼前に見晴らしよく
広がっているのだが・・

自らの今の姿は
もう別次元へと入り込んでいる。



ぼんやりと明かりが浮かぶ
視界の左側には男子トイレがあって・・

そこに強引にリードを引っ張って
連れ込んだかと思うと壁に押さえ込んで
キスをしてやる。
窒息しそうなくらい。

饐えた悪臭が鼻をつく
こんな場所こそ相応しい。

戸惑う様子を見せても
特に構う事はない。

それから一旦離れて
また後から振り向かせて
何度も押し付けて
脳を掻き回す様に強引に
やってやるのがいい。


私の中にある
淫らな衝動を
実行するための
薫なのだし

多少気が済めば
首輪を素早く外して
手渡せば
スイッチは切ることができる。

よけいな心配や
よけいな思惑はない
なにをしても
なにをされても
私たちの間には・・


私はくすくす笑いながら
その場を離れ
立ち去っていく・・


私の思うままに
されて
私の思うままに
なるだろう
私の薫

かつての私。


近くの水道で手を洗って
後からやや遅れて
ついてくる薫の気配がする。


グラウンドで
投球練習する人がいて
それを見てまた私は
俯いて含み笑いを浮かべる。


まだ人もたまに通る
公園脇の車内でもする。

「だけど何の感情もないのよ」

これも調教のひとつでしか
ないのだから。

テーマ:SM - ジャンル:アダルト


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プロフィール

Rei

Author:Rei
私(れい)の
Mメイド奴隷・薫との日々と
調教などを綴る
SMダイアリー。

純愛と劣情の絡み合う
私のM女としての過去
交錯する時間とシーンの
の再現と
私の妄想の実現のため・・

私に身を捧げた
鏡映奴隷の薫。


私は薫で
薫は私・・・



この鏡の向こう側に
もうひとつの永遠を
見つけることができるだろうか。

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