運命の誕生日・・
あの日は
貴方と心で花火大会を過ごして

本当に私の誕生日に
この花火大会が開催されました。



きっと、この先
どんな想い出が
私の心に折り重なっても

貴方とのあの時間は
くっきりと私の中に残っている。

いくつものシーンが
いまでも鮮やかに

蘇っては・・・

消え・・・

蘇っては・・・

消える。

今年もたくさんの偶然が
私を導いて
そして
私はそれに従って
ただ・・歩いていく。


薫とこうして
過ごしているのも
そのうちのひとつなのでしょう。

今年は薫と
花火の夜を過ごしました。


当日薫は会社で会議だったので
私がライブ*メールで
写真や動画を送って
臨場感を味わうという
貴方とはまた違う
二人の心の花火大会。


その数日前
薫は、私との妄想花火大会で
浴衣を着て
嬲られるというイメージも
しっかり持っていたようで

それがあの日に
ふたりで浴衣を着て

貴方に甚振られていた
私を髣髴させるようで
少し嬉しくもあったのです。





そういえば・・


今年、私の小さい恋人は
かき氷屋さんで
ふいに・・・
めったにないと想われていた
ミカン味を選びました。

それをたまたま
私はふたりで分け合って
食べました。

あの日に
貴方が私と分け合って
食べたはずの味・・・
３年越しの
ふたりのミカン味。

ただの
偶然だけど

ただの
偶然ではなくて

それは・・

口に入れた途端
淡く溶ける刹那さにも似た

私だけが
味わうことの出来る
甘美な偶然でした。

テーマ:日記 - ジャンル:アダルト

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