カラオケ店を出てから
駐車場で
早速リードチェーンをつける。

駐車場を出たところで
5，6人の若いコンパ帰りの
男の子たちの前で左折のため
車を止めると

　　　　　　　　　




助手席の窓から
薫の首からチェーンが繋がっている
その様子を
はっきりとまじまじと見られた。


そう。見られていたのは
薫のチェーンより
それを持っている
私のほうだったのだが・・。

市内の交通渋滞のなか
堂々と胸ははだけて
ローター攻め
刷毛攻めを交互に繰り返す。

たまたま車線合流地点で
隣に止まっている車の
男の姿を肩ごしに見た。

車が
街が
ひとつの発光体のように
夥しいライトやネオンを輝かせ

当たり前の光景のように
車窓を流れていく。

いま

薫はあくまで私を
自宅まで送迎中なのだ。


「運転に影響が出たりしたら
命に関わりますからね」

「それにこんなことを
してて事故ったら・・
どうなるかしら」

薄笑いを浮かべながら
薫にプレッシャーをかけて
追い込む。


感じさせすぎないように
しなければ・・と注意して
調教を重ねていく。

スイッチを切っては
『もっとして下さい』
と言わせて楽しんだ。




どの対向車を見ても
中は真っ暗なのだから
こちらだって
見えている筈はないのだが

どうしても
意識が過敏になってしまうのは
否めない。

途中で片手で扱かせて
私がローターで弄っている時に
隣に止まった車の男の影。

フロントガラスから
くっきりと視界にはいる
まだ働いている人や
バイクの男。

この・・

見られるかもしれない
という状況に彩られた
ドキドキが堪らなく
心疼かせ・・

夜という陰の深さが
妖しさを
増幅させてくれた。

テーマ:SM - ジャンル:アダルト

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